第58回日本人間ドック学会に参加して(前編)

 

所長の高田です。

 

 

先月、埼玉県の大宮で開催された第58回日本人間ドック学会に

参加しました。

 

 

学会前日に、人間ドック学会認定施設機能評価のサーベイヤーが集まる

研修会がありましたので、参加してきました。

 

 

ーベイマニュアルが改訂予定なので意見交換が行われました。

 

意見交換の前に、昨年は全国で78件のサーベイがあったという報告が

ありました。

 

私は昨年サーベイに6回出務していますから、もうすぐで出務率1割に

なるところでした。

疲労困憊になったわけだ。。。

 

 

人間ドック分野は保険診療とは異なる自由診療の世界のため、一歩間違え

ると、医療倫理よりも利潤優先で暴走する施設が出る可能性があります。

 

そのため人間ドック健診施設における質の担保はもちろん、医療倫理の

担保のためにも、人間ドック学会が果たすべき役割は大きいです。

 

全国の様々な施設から出席された医師・保健師・診療放射線技師・

臨床検査技師・事務職のサーベイヤーの方々と、様々な観点から意見交換

が出来て、私自身も気づかされるところがあり、また改正された個人情報

保護法に関する講習もあり、健診データを扱う産業保健分野にも関わる話

を聴けて、非常に有益な時間でした。

 

 

一つ思ったのは、自画自賛する訳では無いのですが、私は人間ドック健診

において、気が付けば非常に多くの経験を積んでおり、本当に多面的な

観点から物事を考えることが出来るようになっていたと、多くの方との

意見交換を通じて感じました。

 

私は現在嘱託産業医活動を多くの事業所で行っていますが、当然健診の

事後措置や保健指導を行っております。

 

私は臨床研修終了後、すぐに産業医活動を始めていますので、健診の事後

措置や保健指導はライフワークと言っていいくらい数えきれないくらい

行っており、様々な保健指導の知識や対話スキルを身に付けました。

 

非常勤の大学の看護学科での講義でも、その身に付けた保健指導スキルを学生さんに伝えています。

 

また産業医活動においては、健診を自社の施設で行っている大規模事業所

もあり、現在も私はそういった事業所で健診結果票を作成するところから

携わっており、またその施設は診療所登録がされていますので、健診の

有所見者の二次検査の診療にも携わっております。

 

更には産業医活動と並行して、非常勤の人間ドック健診業務を様々な病院

やクリニックで行っており、また病院における人間ドックの常勤医として

の勤務や、実家の健診クリニックで『経営』『教育』という目線の経験も

積むことが出来ています。

 

このように病院・クリニック・事業所において幅広い人間ドック健診経験

を積むことが出来ている医師サーベイヤーは、もしかしたら居ないのでは

と、今回改めて思いました。

 

この経験値こそが私の最大の武器であり、産業医大という特殊な大学を

卒業して、臨床医学の明確なバックボーンが無いという状態をどうすれば

良いかを常に自問自答し、心地いい産業医の枠内になるべく収まらず、

予防医学と臨床医学の接点である人間ドック健診業務を、産業医活動と

並行してコツコツ積み重ねてきたことが、気が付けば巨大な経験値と

なっていたことに、今回のサーベイヤー研修会で気づかされました。

 

このことが今回の研修会における一番大きな収穫だったかもしれません。

今まで携わってきた方たちへの感謝の想いを、改めて抱きました。

 

 

参加する前は、研修時間が5時間ぶっ通しなことや、お偉いおっちゃん

おばちゃんの集まりが苦手なので、どうにも参加する気になれないと

ブツブツ思っておりましたが、結局は参加して良かったです。

 

いつもこうなんですが。。。

 

 

ということで、サーベイヤー研修会のことをダラダラ書いたら、長文に

なってしまいましたので、一般演題発表の座長をさせていただいた

学会初日の話は、また次回に。

 

明日は、広島市の事業所への出張訪問です。

 

 

高田労働衛

コンサルタント事務所

名古屋市中区丸の内2丁目 

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