嬉しかったこと

 

所長の高田です。

 

 

 

今日は仕事で二つ嬉しいことがありました。

 

産業医で訪問先の事業場の野球部が、都市対抗野球でベスト8に進出した

ことが一つ目。

 

その事業場の定期健康診断の結果は、私が全て作成していますので、

事業場の健康管理を下支えさせてもらっている人間にとっては、今回の

野球部の皆さんの活躍は、本当に嬉しいです。

 

その野球部の活躍を見て嬉しそうにしている社員さんを見ることが、

もっと嬉しいですが。

 

 

二つ目は、今日定期健康診断のフォロー面談をした方が、私に海外出張の

話をたくさんしてくれたことです。

 

生活習慣病のフォロー面談やメンタルヘルス面談といった、面談の種類に

関わらず、基本的には社員さんのお話を聴くように努めていますので、

話の流れから、社員さんがプライベートに関する話をしてくれることも

あります。

 

今日の社員さんは、わざわざノートパソコンを持参されて、今回行かれた

海外出張の記録を綺麗にパワーポイントで作成されて、私に説明してくれ

ました。

 

今日は糖尿病のコントロール状況を確認するのがメインだったのですが、

状況は非常に良好でしたので、面談のほとんどが海外出張報告となって

しまいました。

 

嬉しかったのは、産業医である私に心を許してくれているから、

こうやってわざわざノートパソコンを持参してまで、色々と話してくれた

んだな、と感じられたことです。

 

その社員さんとは、1年前の定期健康診断で血糖値の急激な上昇を認めた

ので、すぐに近医に紹介し、その後も定期的にフォロー面談を行って

いましたが、必ずしも頻繁な面談ではないにも関わらず、私を信頼して

くれるような関係が構築出来ていたことが、本当に嬉しく、海外出張の

過酷なエピソードを話す社員さんの楽しそうな顔を見ていて、

ああ産業医をやっていてよかったなぁ、と思いました。

 

いつも面談では持参されていないノートパソコンを持参されていたので、

仕事がお忙しいのに申し訳なかったな、と思っていたら、まさか私に

海外出張の説明をしてくれるために持参してくれたとは、思いもしません

でした。

 

海外出張のエピソードをたくさん聴かせていただきましたが、私が普段

何気なく使っている商品が、こうやって社員さん達が想像もつかないよう

な場所に行って、一生懸命商品の耐久性の試験を行った結果、世に出て

いるんだなと、労働者の素晴らしさを改めて実感しました。

 

 

産業医の業務を行っていると、残念ながら心無い言葉を浴びせられること

もありますが、今回のように私に気を許してくれて、色々と話して

くださる社員さんもいらっしゃいます。

 

娘さんのソフトボールチームが全国大会に出場することを嬉しそうに

話してくれる社員さんや、誇らしげに自分が出場して好成績をおさめた

地域のマラソン大会の新聞のスクラップ記事を、面談に持参してくれる

社員さんなど、健康管理に関する面談において、社員さんが素顔を

垣間見せてくれる時が私は大好きです。

 

私は予防医学の専門家である誇りを持っていますし、産業保健についても

一定以上の知識を持っていると自負していますが、究極的には、私が

携わる方達がみんな幸せそうにしていてくれれば、それでもう十分です。

 

幸せの定義は難しく、全ての人が笑っているということはあり得ません

が、私が携わることで少しでも、皆さんの笑顔が出る少しのキッカケに

なれば、私にとってそれが一番幸せです。

 

そのためなら、私はピエロのような存在でいいと思っています。

 

人としての、医師としての、産業医としての誇りは常に強く持っています

が、それは心の中にしまっておけばいい話ですので。

 

面談はいつも神経をすり減らす仕事で、大げさな話、命を削っている感覚

はありますが、こうやって笑顔を見せてくれる社員さんがいらっしゃる

ことは、私にとっても何よりの力になります。

 

これからも社員さんから力をいただきながら、会社の健康管理に貢献して

いきたいと思います。

 

高田労働衛

コンサルタント事務所

名古屋市中区丸の内2丁目 

(地下鉄丸の内駅2番出口徒歩1分)

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