事務所における嘱託産業医活動

 

所長の高田です。                           

 

 

今日は日曜日でしたが、事務所において、とある産業医契約先事業場の

ストレスチェックに関する書類を作成していました。

 

衛生委員会での審議事項をまとめた、事業場におけるストレスチェック

指針や、社員への通知のための掲示・配布物、ストレスチェック参加の

同意文書、調査票、結果票例、集団分析結果例、「高ストレス者」面談

未受診者への勧奨書類、今後の実施タイムスケジュールなど、A4で20枚

ほどの書類を作成し、1日作業となりました。

 

私が訪問している事業場では、本社が既にストレスチェック関連の書類を作成していて、あとはそれに従って実施していく、といった場合も多い

のですが、明日訪問する事業場は名古屋を基盤とする会社様で、今回の

ような組織的なメンタルヘルス活動は初めてですので、書類を一から

作っていかないといけません。

 

ストレスチェックにおいては、衛生委員会で審議すべき11の事項が

定められておりますが、私はその事業場で代表実施者としてストレスチェックに参画し、また当事務所でストレスチェックも一部委託を

受けますので、産業医とストレスチェックの実施者という立場以外にも、いかに社員全体に周知していくか、どのようにフォローアップの連絡を

するかなど、事業場における実務面の細かいところまで非常に気になっていました。

 

本来は事業場の皆様がメインで様々な書類を作り、産業医は助言していくという形で進行していくかと思いますが、今回のストレスチェックの実施においてはかなり繊細な部分もあるため、専門職以外の方がそういった

書類を一から作成していくことはかなり難しいかと思い、今回は私が原案の書類を全て作らせていただきました。

 

明日は、今回の資料のベースを作ってくれた当事務所のストレスチェック実施事務従事者の産業カウンセラーと、その事業場を訪問し打ち合わせをする予定ですが、事業場の皆様が喜んでいただけるといいな、と思って

おります。

 

 

正直なところ、事務所におけるこういった事務作業も当然、嘱託産業医

活動の一環ではあり、本来は報酬が発生することであるとは思いますが、当事務所では訪問時の報酬以外の料金は頂戴しないこととしております。

 

企業様に配慮させていただいているということはもちろんありますが、

嘱託産業医活動において発生する書類作成に別途料金を請求するという

形にした場合、私自身が企業様側にあまり経済的なご負担を与えたくないという、心理的なブレーキをかけてしまい、結果として業務に支障を

きたすことが嫌でしたので、そういった形にさせていただいております。

 

事務所で作成する嘱託産業医活動関連の書類としては、職場巡視の報告書であったり、毎月の健康資料や健康講話のパワーポイントであったり、

医療機関へのお手紙であったり、メンタルヘルス関連で主治医の先生と

連絡をとる情報提供書であったり、様々なものを作成しております。

 

本日作成したような書類は例外的ですが、特にメンタルヘルス関連の

主治医の先生と情報を交換する手紙には、就業に関する情報を多く入れることから、作成にかなりの時間を要する場合も多くあります。

 

医療機関ではない産業医事務所において、こういった文書作成等の事務

作業について別途料金を頂戴するかどうか、判断が非常に難しいところ

ではありますが、当事務所ではこういった事務作業も全て産業医活動の

一環であると考え、訪問時の報酬請求のみという形にさせていただいて

おります。

 

これは当事務所の方針が良いとかではなく、私が事務所の経営者である

という立場と、産業医活動の実施者であるという立場を、自分自身の

気持ちの中で上手に消化しきれていない、まだまだ未熟者なのだという

ことだと思います。

医療機関で診療を行う場合は、慣れもあって、そこまで心理的なブレーキがかかるということは無いのですが。

 

 

結果として企業様に喜んでいただけるのであれば、嬉しいことでは

ありますが、他の産業医事務所の先生方がどのような方針でされているか、いつか色々なご意見を拝聴したいと思っています。

 

 

高田労働衛生コンサルタント事務所

http://takadaoffice.jimdo.com


高田労働衛

コンサルタント事務所

名古屋市中区丸の内2丁目 

(地下鉄丸の内駅2番出口徒歩1分)

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    所長  高田 幹 

      猫所長  マハロ 

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