メンタルヘルス活動

 

所長の高田です。

 

 

近年の産業医活動において、もはや必須といえる活動がメンタルヘルス関連業務です。

 

今年の労働安全衛生法改正においても、メンタルストレスチェックおよび面接指導の実施が、50名以上の事業所に対して義務付けられ、法的な根拠も持つことになりました。

 

私も産業医訪問をさせていただいている多くの事業所で、メンタル相談の面談や、復職面談およびフォローアップ、研修活動といったメンタルヘルス関連業務を行っています。

 

 

近年の情報社会の進展化、特にWindows95以降のインターネットの普及→携帯電話の普及→スマートフォンの普及というIT化の進展における、情報のスピード化は想像を絶するものがある、という思いが個人的にはあります。

 

私の大学生時代であった1990年代では、今のように自分の主義主張や日々の出来事を、何ら苦労なく全世界の不特定多数の人達に向けてあっという間に発信することが出来るということは、ほとんどの人は想像もしなかったのではないでしょうか。

 

産業医活動で多くの事業所を訪問させていただいておりますが、この恐ろしいほど速い情報の流れに対応するための各企業の必死の努力を目の当たりにすることも多く、日々の業務における精神的ストレスもかなりのものであるという思いがします。

 

私自身も日々世間のニュースや各学会の情報、研修会への参加など、情報の収集と更新に努めるようにしていますが、油断しているとあっという間に現代の医学の流れに取り残されてしまうというプレッシャーを常に感じています。

 

 

そういった業務面のストレスだけでなく、コミュニケーション手段の多様化に伴う、人間関係のストレスも非常に増えていると、日々の産業医活動で強く感じます。

 

携帯電話やメールに留まらず、facebooktwitterLINEなどの新しいツールが爆発的に普及し、新しい形の人間関係構築の可能性が多く出てきましたが、反面その歪みも多く出てきている気がします。

 

産業医活動を通しても特に気になるのが、あまりに気軽に携帯電話やメールを使うことによって、必要以上の情報を相手に送ってしまったり、プライベートと仕事の境目が見えづらくなってしまうことに伴う、ストレスの増加です。

 

またfacebooktwitterLINEといったツールが、お互いのプライバシーの境目を曖昧にしてしまうことに伴うストレスの増加も、最近の新しい形のメンタルストレス要因になってきている印象があります。

 

 

私が日々対応しているメンタルヘルス面談では、めまぐるしい日常に対応することで精一杯になり、自分が行っている現在の行動の長所・短所を客観視する余裕が無くなってしまい、ストレスの逃がし道が分からなくなってしまう方が多いように感じています。

 

私は面談においてはなるべく相手の気持ちに寄り添うようにすることはもちろんですが、日々色々な新しい形態のストレス要因が出現してきていることにも注意を向けるように心がけるようにしています。

 

もちろん、すぐには解決出来ないことも多く、私自身も苦悩することもしばしばありますが、相談者の方が少しずつでもストレス軽減行動を起こせるためのお手伝いが出来るように、これからもメンタルヘルス関連業務を行っていきたいと思います。

 

 

 

高田労働衛生コンサルタント事務所

http://takadaoffice.jimdo.com/

 

高田労働衛

コンサルタント事務所

名古屋市中区丸の内2丁目 

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