職場巡視

 

所長の高田です。

 

 

一般的な産業医活動においては、定期健康診断後フォローや長時間労働者健診、メンタルヘルス活動、健康相談といった個人面談に、最も多く時間を割くことがと多いかと思います。

 

私も産業医訪問先の事業所においては、これらの面談業務を多く行っておりますが、産業医活動で面談業務と並んで重要な業務に

 

「職場巡視」があります。

 

  

近年では事業所における産業医活動導入の目的として、

 

「企業の安全配慮義務の遵守のため」

 

といった企業の社会的責任に重点を置く意識が強い気もしますが、事業所における安全衛生活動には、

 

「労働者全員が怪我なく病気なく幸せに働くことが出来るように」

 

といった目的が当然根底にあります。

そのためには職業病や作業関連疾患の予防に努める必要があり、そのためには職場巡視による作業環境等の把握が重要になります。

 

 

職場巡視は労働安全衛生法においても、産業医の業務として定められておりますので、私も事業所訪問時には、工場系の職場・オフィスビル問わず、職場巡視を行っております。

工場系の職場を訪問する際には作業着や安全靴を持参し、私自身の安全への配慮と、巡視中に業務の邪魔をしないよう注意を払っています。(ヘルメットは訪問先の会社で定められたものを借りるようにしています)

 

 

今まで産業医活動で様々な事業所を訪問させていただいておりますが、騒音・粉じん・腰痛といった共通課題が存在しているような感じを抱いています。

騒音の定期測定では問題ない結果があるものの、巡視中に実際に騒音計で測定すると基準値からの大きな逸脱が認められる場合や、サンダー掛けや溶接といった業務で防じんマスクの着用が定められていない場合、重量物の持ち上げや中腰・ひねり動作といった作業姿勢が頻回に認められる場合などに、巡視中に多く遭遇します。

 

 

作業環境の改善には多くの困難を伴うことが実際ですが、腰痛は多くの労働者が潜在的に抱えている課題であり、また私は前職で健康管理手帳制度に基づくじん肺健診を担当していたこともあり、じん肺の怖さを実際に診させていただいておりましたので、これらの職業病・作業関連疾患の予防のために、少しずつでも改善への手伝いをするべく巡視を行っています。

 

そのためには私も事業所目線・作業者目線で考えなければいけないことが多くありますので、これからも事業所の方々との信頼関係の構築に努めていきたいと願っています。

 

 

 

高田労働衛生コンサルタント事務所

http://takadaoffice.jimdo.com/

 

高田労働衛

コンサルタント事務所

名古屋市中区丸の内2丁目 

(地下鉄丸の内駅2番出口徒歩1分)

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    所長  高田 幹 

      猫所長  マハロ 

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