想い出の地、福岡

 

所長の高田です。

 

 

私は大学時代に6年間、研修医終了後の1年間、合計7年間を福岡で過ごしました。

 

福岡は車があれば山にも海にもすぐに行くことが出来て、天神や福岡ドーム周辺の街は華やかで、ラーメンやもつ鍋・お寿司など食べ物が安くて美味しく、ちょっと車で遠出をすれば、大分・熊本・長崎の安い温泉に行くことが出来て、本当に大好きな土地です。

 

正直なところ、またいつか福岡に住むことを夢見ています。

 

ですので今回の人間ドック学会で、時間はあまりありませんが、天神かいわいの想い出の場所に行くことを楽しみにしていました。

 

 

ところが学会開催日は、雨男の本領をいかんなく発揮し、生憎の雨。それも豪雨。

 

初日早々、服がずぶ濡れになってしまい、結局博多駅でラーメンを食べることしか出来ませんでした。

 

 

ただ学会の会場の福岡国際会議場のすぐ近くにも、想い出の場所があり、ちょうど雨が止んだ時がありましたので、会場から歩いて行ってみました。

 

会場から45分歩くと、こんな建物が見えてきます。

 

 

マリンメッセ福岡です。

 

 

1万人を収容する大会場で、コンサートなどのイベントが行われています。

 

私も大学生時代、B’zや矢沢永吉(!)のコンサートに行きました。

 

 

と、ここも想い出はあるのですが、私の目的はここから3分ほど歩いた先にあるのです。

 

 

この看板が見えてきました。

 

 

 

博多港国際ターミナルです。

 

 

ここから韓国の釜山に行く高速船やフェリーが出ており、私は大学生時代、ここから4回ほど韓国に行きました。

 

 

 

ヨーロッパだと国境を越えることは日常茶飯事だと思われますが、島国である我が日本は、外国に行くとなると基本的に飛行機です。

 

しかしここからだと、船で外国に上陸することが出来、それはなかなか新鮮な感覚でした。

 

飛行機よりはるかに簡単な出入国審査と、船から降りたらすぐに外国の街を歩けるという気軽さが、逆に緊張感を覚え、冒険心を刺激されました。(それで4回も行ってしまいました)

 

 

これが高速船の窓口。

3時間で釜山に行ってしまいます。

 

 

こちらはフェリー窓口。

夜博多を出発して、朝起きたら釜山です。

 

(下に続きます)

 

 

私は博多からは高速船しか使ってませんが、釜山から下関に行くフェリーには乗りました。

  

2等船室の雑魚寝であれば、学割で当時6,800円でしたので、韓国の行商のおばちゃんに混じって、一晩フェリーで過ごしました。

 

朝、下関に到着したら、そのまま大学に行って講義に出席し、

 

「今日は釜山から登校です。」

 

とバカなことを言っていたのは良い思い出です。

 

 

大学の同級生と78日で、釜山からソウルを往復した旅が一番印象深い韓国の旅です。

 

交通費・宿泊費・食事代全部込みで55千円くらいで収まりましたが、往復の船のチケットだけ買って、あとは現地で行き当たりばったりの旅でした。

 

「地球の歩き方」の本を片手に、安宿に飛び込みで宿泊し、馬鹿でかいゴキブリと格闘したり、1組しかない布団に男二人で一緒に寝たり、田舎町の安宿で服を洗濯して外で干していたら、現地のおじちゃんに普通に挨拶をされて、現地にちょっと溶け込んだような感覚になったり、当時の自分にはなかなかの冒険でした。

 

 

と、そんな記憶がターミナルに行けば更によみがえると思ったのですが、見事なまでに全く記憶に残っていませんでした。

  

俺は本当にここから釜山に行ったのかしらん?と、思わず自問自答する始末。

 

もう15年も前の話になるので、記憶も風化しつつあるとは思いますが、もともと肝心なことをすぐ忘れてしまうので、個人の資質の問題かもしれません。

 

 

ただ、外見はすっかり中年男になり、歳をとったと実感することも増えてきたので、もうあんな旅行は出来ないんだろうな、とずっと思っていました。

 

しかし出国ゲートを目の前にしたとき、ここをちょっとくぐったら俺はまた釜山に行けるんだ、と実感し、またあの時のような旅が出来るかも、という思いが強く湧きました。

 

歳をとったと思うことは日々強くなっていますが、やろうと思えば、すぐまたあの時の冒険の場に戻れるかも、と気持ちが高揚するのを覚えました。

 

 

もう二度とこのフェリーターミナルに来ることは無いだろうなと思っていたので、ここにだけでも来ることが出来て、よかったと思いました。

  

あの時の自分はもう居ませんが、あの時の気持ちをまだ忘れていない自分が居ることは、今回再確認出来ました。

 

またいつか、ここから冒険の場に旅立ちたいです。

 

 

 

高田労働衛生コンサルタント事務所

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高田労働衛

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